「引っ越し業者ってどうやって選べばいいんだろう」「一括見積もりサイトに登録したら電話がすごいって聞くけど、実際どうなの?」
引っ越し1ヶ月前になり、僕たち夫婦もまさにこの悩みにぶつかりました。この記事では、一括見積もりサイトへの登録から、訪問見積もりでの値引き交渉、翌日のオンライン見積もりまで、実際に体験したことをそのまま書いています。
この記事でわかること
- 一括見積もりサイトに登録した直後に何が起きるか
- サカイ引越センターの訪問見積もりで75,000円が42,900円になった値引き交渉の中身
- 翌日にアート引越センターのオンライン見積もりも取って比較した結果
まずは今回の引っ越しの前提と、2社の比較早見表
夫婦2人、車で15分ほどの距離のマンション間の引っ越しです(どちらも10階以上)。荷物量は段ボール大10箱・小5箱に加えて、洗濯機(取り付けオプションあり)、冷蔵庫(やや大きめ)、クイーンサイズのマットレス、電子レンジのみ。家具は新居ですべて買い替えるため、運ぶものはかなり少なめでした。
この前提で、大手2社に見積もりを取った結果がこちらです。
| 項目 | サカイ引越センター(訪問見積もり) | アート引越センター(オンライン見積もり) |
|---|---|---|
| 初回提示額 | 75,000円 | 85,000円 |
| 交渉後の最終額 | 42,900円 | 45,000円 |
| 値引きの決め手 | 到着時間帯を12〜18時に変更、トラックを一番小さいサイズに変更(観葉植物は自分の車で運搬) | オンライン見積もり30%OFF、段ボールをリユース品に、到着時間を朝〜14時に変更 |
| 資材(ガムテープ・布団袋・食器用ダンボール・緩衝材) | 含まれない | 含まれる |
| 見積もり方法 | スタッフ1人が自宅に来訪 | テレビ電話+荷物を動画で撮影して説明 |
| 最終的な契約 | 値引き後、即決を求められその日のうちに電話で契約 | サカイの金額を伝えたら「これ以上は難しい」と言われ終了 |
ここからは、それぞれの見積もりで実際に何があったかを時系列で書いていきます。
一括見積もりサイトに登録した直後、電話が鳴り止まなくなった
まず最初にやったのは、一括で複数の引っ越し業者に見積もりを依頼できるサイトへの登録でした。
登録して20秒も経たないうちに、1件目の電話が鳴りました。しかもそれで終わりではなく、電話をしている最中にも次々と着信が入り、同時に10件くらい鳴っている状態に。
⚠️ 注意ポイント 登録した業者は聞いたこともないような中小企業ばかりでした。電話ラッシュが来ることは覚悟しておいたほうがいいです。
5件ほど話を聞いたところで、だいたいの相場が3〜4万円だとわかってきました。中には「ガス・電気・Wi-Fiも一緒に契約してくれるなら1万円ほど値引きします」という提案もありましたが、個別に契約したほうが各サービスのキャンペーンを使えてお得だと判断し、それは断りました。
Claudeに相談して、大手2社に絞ることにした
電話が多すぎてどこを基準に選べばいいかわからなくなったので、Claudeに引っ越し業者について相談してみました。そこでサカイ引越センターとアート引越センターが大手で信頼できる、という話を聞き、まずはこの2社から見積もりを取ってみることにしました。
比較的安いと言われていたサカイ引越センターの公式サイトから見積もりを申し込むと、その日のうちに来てもらえることになりました。一括見積もりサイトに登録してから2〜3時間後の出来事です。
サカイの訪問見積もり、75,000円が42,900円になるまで
約束の14〜15時に、女性スタッフが1人で来訪しました。運ぶ荷物をひと通り確認し、引っ越し情報を共有したあと、提示された金額は75,000円。
「どうですかね?」と聞かれたので、正直に「高いですね……」と伝えました。「どれくらいを想定していましたか?」と聞かれたので、3〜4万円と答えると、スタッフの方はかなり渋った様子でした。
ここから値引き交渉が始まりました。
➡️ 手順のコツ:時間帯交渉 まず聞かれたのが配達時間帯をずらせるかどうか。9時到着、12〜15時到着、12〜18時到着の3パターンがあり、12〜18時にすると9時到着より2万円ほど安くなるとのことでした。荷物が少なかったこともあり、12〜18時でお願いしました。
次に聞かれたのが、トラックのサイズです。もともと今回の荷物量だと一番小さいトラックより一回り大きいサイズになる予定だったので、一番小さいトラックでお願いできないか交渉しました。観葉植物だけ自分の車で運ぶなら一番小さいトラックでも大丈夫、ということになり、この条件で担当スタッフが上司に電話をして交渉。最終的に42,900円まで下がりました。

「今日中じゃないとこの価格は出せない」と言われ、一旦帰ってもらった
42,900円という金額に「なるほど、それなら許容範囲かも」とは思いましたが、その日検討を始めたばかりだったので「検討します」と伝えました。すると「今日中に決めてもらえないとこの価格は出せない」と言われました。
家族に相談したいと伝えても、「他と比較してもこれが最安値です」「他社で見積もりの電話やメールをしている場合、たいてい安く見せているだけです」といった営業トークが続きました。翌日にアート引越センターの見積もりを予定していると伝えると、「比較はしてほしくない」とも言われ、とにかく今日中に決めてほしいという様子でした。
それでも一旦考える時間がほしいと伝え、営業スタッフには帰ってもらいました。この値段交渉だけで30分ほどかかり、かなり疲れました。
❗ 正直レビュー 即決を迫る営業トークはかなり強めでした。ただ、めげずに「検討します」と伝え続ければ、無理やり契約させられることはありませんでした。
契約後もこっそりアート引越センターに相見積もりを取った話
スタッフが帰ったあと、Claudeに42,900円という金額の妥当性を聞いてみました。良心的な価格だという返答だったので、その日のうちに電話でサカイ引越センターに契約することにしました。
ただし、支払いはまだしておらず、引っ越し日の3日前まではキャンセル料なしで解約できることも確認済みでした。内心では、翌日にアート引越センターにも相見積もりを取るつもりでいました。
☀️ 体験談 契約したからといって、そこで比較をやめる必要はないと思っていました。キャンセル無料の条件を確認しておいたからこそ、心置きなくもう1社見積もりを取ることができました。
翌日、アート引越センターのオンライン見積もりで45,000円に
翌日はアート引越センターのオンライン見積もりを受けました。担当者とテレビ電話をつなぎ、運ぶものをすべて動画で撮って見せる形式です。
最初の提示額は85,000円。「高いです」と伝えると、オンライン見積もりの30%OFFが適用されました。さらに、支給されるダンボールがリユース品でもいいか聞かれ「はい」と回答。トラックの到着時間を朝〜14時頃にしてもいいか聞かれ、こちらも「はい」と回答したところ、最終的に45,000円まで下がりました。
4万円以下であれば即決できることと、サカイ引越センターですでに42,900円という金額が出ていることを素直に伝えると、「うちはそこまで安くはできません」ときっぱり言われました。ここから先の値引き交渉は難しいと判断し、アート引越センターとの見積もりはここで終了しました。
最終的にサカイ引越センターに決めた理由
42,900円(サカイ)と45,000円(アート)、金額だけ見るとサカイのほうが安く見えます。ただ、内容を比べるとそう単純でもありませんでした。
サカイ引越センターの見積もりには、ガムテープ・布団を入れる袋・食器用の専用ダンボール・緩衝材が含まれていません。一方アート引越センターは、これらの資材がすべて金額に含まれています。到着時間もアートのほうが早い時間帯を選んでおり、到着が早い分高くなるという料金の仕組みを踏まえると、この差額分は妥当だと感じました。
どちらも一長一短で「どっちもどっち」というのが正直な感想です。すでにサカイ引越センターと契約していたこともあり、わざわざ解約の電話をしてまでアートに乗り換える理由はないと判断し、最終的にサカイ引越センターにお願いすることにしました。
この体験から、引っ越し業者選びで押さえておきたいこと
- 一括見積もりサイトに登録すると、直後から電話ラッシュが来る。相場を知る目的と割り切って、まとめて対応できるタイミングで登録する
- 訪問見積もりでは、到着時間帯やトラックサイズを交渉材料にできる。時間帯を遅めにする、トラックサイズを小さくできないか聞いてみる価値はある
- 「今日中じゃないと出せない」と言われても、その場で即決する必要はない。一旦持ち帰って考える時間を作ることはできる
- 契約後でも、キャンセル無料の期間を確認しておけば、他社との相見積もりを続けられる
- 金額だけでなく、資材の支給有無や到着時間帯の違いも含めて比較する
引っ越し業者選びは、電話の多さや即決を迫る営業トークに気疲れする場面も多いですが、時間帯やトラックサイズの交渉、相見積もりの継続など、こちらから動ける余地は意外とありました。


